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虐待された人の生き方から知る心の幸せ ちくま文庫 高橋 和巳 筑摩書房キエタイ タカハシ カズミ 発行年月:2017年02月08日 予約締切日:2017年02月07日 ページ数:320p サイズ:文庫 ISBN:9784480434326 高橋和巳(タカハシカズミ) 精神科医。医学博士。1953年生まれ。福島県立医科大学卒業後、東京医科歯科大学神経精神科に入局。大脳生理学・脳機能マッピング研究を行う。都立松沢病院で精神科医長を退職後、都内でクリニックを開業。カウンセラーの教育にも熱心で、スーパーヴィジョンを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 もうこの世から消えてしまいたい(光の首飾り/被虐待児の人生から教えてもらったこと)/第2章 異なる世界で生きる人々(私には日にちがない/私には過去がない、それを返してほしい/社会的存在ができあがる仕組み/異邦人ー“社会的存在になれなかった被虐待者”/この地上には異なる二つの世界があるー心理カプセルの内と外)/第3章 児童虐待とはどういうものか(虐待かどうかの、二つの判定基準/虐待の継続性と異常性ー虐待判定その1/虐待は愛着関係を作れない母親のもとで起こるー親の心理状態の評価)/第4章 回復ー一緒の世界でみんなと手をつなぐ(発達障害と誤診された被虐児、浩樹君の回復/生きる義務感を相対化する/存在の不確かさゆえに効かない精神療法/人からもらう愛情、人に与える愛情を取り戻す/子どもから教えてもらう愛情)/第5章 心はさらに広い世界へ(社会的存在の範囲を生き直す/二つの存在を同時に生きる/二つの存在を生きる) 精神科医である著者は、虐待された人たちが「死にたい」ではなく「消えたい」という表現で「自殺への欲求」を語ることに気付いた。そこには、前提となる「生きたい」がないのだ。彼らがどのように育ち、生き延びて、どんな苦しみを背負っているのかを、丁寧にたどる。そして、立ち直っていった経緯を明らかにする中で、人間の存在の不思議さと、幸せの意味に迫る。 本 人文・思想・社会 教育・福祉 福祉 文庫 美容・暮らし・健康・料理 文庫 人文・思想・社会