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その哲学と文学 岩波新書 赤木昭夫 岩波書店ソウセキ ノ ココロ アカギ,アキオ 発行年月:2016年12月 ページ数:221p サイズ:新書 ISBN:9784004316336 赤木昭夫(アカギアキオ) 1932年生まれ。東京大学文学部卒。コロンビア大学ジャーナリズム大学院フェロー。NHK解説委員、慶應義塾大学環境情報学部教授、放送大学教授などを歴任。専門は英文学と学説史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 『坊っちゃん』の諷刺/第2章 明治の知の連環/第3章 ロンドンでの構想/第4章 文学は時代精神の表れ/第5章 エゴイストの恋/第6章 私を意識する私はどこに/第7章 『こころ』の読まれ方 「…ともかく僕は百年計画だから構わない」。彼が期待した読みは果たしてなされてきたか。『こころ』の基礎である『文学論』から漱石の哲学を見抜く。読者の意識、社会集団の意識をつかむ文学がその時代の精神を表す。“政治体制編”『坊っちゃん』、“倫理思想編”『こころ』、大江健三郎『水死』までー漱石の遺言に初めて答える。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 新書 その他